結論:J-POINTへの移行は使い方次第では改悪ではない。MyJCB Payに交換すれば実質還元率1%を維持できる。
今回の「Oki Dokiポイント(オキドキポイント)J-POINT(ジェイポイント)」への移行は、
“JCBカードの還元率が下がる” といった単純な改悪ではなく、
交換先のレートやポイント価値が変化することによる調整がメインです。
この記事では、ポイントのためにJCBカードWを契約し5年以上使っている私が
- どこが変わるのか(改善点・注意点)
- 移行前にやっておくべきこと
- レートが下がる交換先・おすすめの交換先はどれか
をJCBカードWユーザー目線でわかりやすく整理してまとめました。
比較表も用意したのでぜひ参考にしてください。
JCBカードWの特徴
店舗関係なく2倍で使え、パートナー店ではさらにアップするのでポイントを効率よく貯めたい人におすすめのクレジットカードです。
- 年会費永年無料
- 常時ポイント2倍(=実質還元率1%)
- Amazon・セブン・スタバなどのパートナー優待が強い(取得ポイントがさらにアップ)
「使いすぎ防止機能」や「不正検知システム」などのセキュリティーサービスも整っており安心できるのも◎。
デメリットは、申し込みには18歳~39歳まで年齢制限があること。ただし、契約後は40歳以上になっても使い続けることができます。
Oki Dokiポイントとは?(旧制度)
2025年12月までのJCB旧ポイント制度。
- 月末の合計利用額1,000円ごと
1ポイント - 1ポイント=最大5円
実質還元率 0.5% - JCBカードWは ポイント2倍
実質還元率 1% - 一般カード(JCBカードWなど)の有効期限は取得日より2年
1ポイント=最大5円と少しわかりづらい部分もありました。
J-POINTとは?(新制度)
2026年1月からのJCB新ポイント制度。
- 月末の合計利用額200円ごと
1ポイント - 1ポイント=最大1円
実質還元率 0.5%(変わらない) - JCBカードWは ポイント2倍
実質還元率 1%(変わらない) - 一般カード(JCBカードWなど)の有効期限は取得日より2年(変わらない)
基本的な還元率は変わらず「1ポイント=最大1円」とわかりやすくなり、ユーザーが混乱しにくくなりました。
ポイントの移行について
ポイント移行については以下の通りです。
- Oki Dokiポイントの交換は2025年12月25日まで
- J-POINTの交換は2026年1月13日から
※MYJCB Payのポイント利用は2026年2月開始予定 - Oki DokiポイントJ-POINTへの移行は自動で行われる
となるのでユーザー側が損することはありません。
JCBカードWユーザーへの影響
- JCBカードWのポイント2倍(実質還元率1%)は継続
- 最大の変化は「交換レート」
ポイントの交換先がなくなる・レートが下がることにより交換先を変えなければならない可能性も。
ただし、還元率1%を維持できる交換先もちゃんと用意されているので、
“カード自体の価値は落ちていない”
ここは安心してOKです。
【重要】交換レートが下がる交換先がある(実質改悪)
交換レートに関しては下がるものがあります。
人によってはJ-POINTになる前に交換、または交換先の再検討をする必要があるかもしれません。
Oki Doki ポイント⇒J-POINT 交換レート(還元率)比較表
主な交換先をピックアップしました。(※他にも交換先はあります。)
「Oki Doki ポイント」と「J-POINT」の1ポイントの価値が違い、わかりづらいので還元率(%)での比較になります。
JCBカードWのポイント2倍(実質還元率1%)が適用された場合の還元率
| Oki Doki ポイント | J-POINT | |
|---|---|---|
| MyJCB Pay | 1% | |
| JCBプレモカード | 1% | |
| キャッシュバック | 0.6% | 0.7% |
| Amazon利用 | 0.7% | 0.7% |
| JCBギフトカード 1,000円分 | 約0.57% | 約0.66% |
| JCBギフトカード 10,000円分 | 約0.95% | 約0.95% |
| Apple Gift Card | 0.8% | 約0.7% |
| Google Play ギフトコード | 0.8% | 約0.7% |
| 楽天ポイント | 0.6% | 0.7% |
| 楽天Edy | 0.6% | 0.7% |
| dポイント | 0.8% | 0.7% |
| Pontaポイント | 0.8% | 0.7% |
| nanacoポイント | 0.9% | 0.7% |
| ビックポイント | 1% | 0.7% |
比較表のまとめ
交換先で気になるところをまとめました。
- ポイント系の交換レートはほとんど下がった
- キャッシュバック・楽天ポイント・Edyはレートが上がった
- JCBギフトカードは交換時に送料分がプラスされるので交換金額によってレートが変わる
(交換金額が高い方が得)
※J-POINTに変更後の送料は一律500ポイント - JCBプレモカードは2025年9月30日にチャージ機能が廃止されたため交換できなくなった
- 新しく還元率の高い「MY JCB Pay」が追加された
私はこれまでJCBプレモカード(還元率1%)を使っていましたが、今後は「MyJCB Pay」(同じく還元率1%)へ切り替える予定です。
今のうちにした方がいいこと
人によっては以下のことをおすすめします。
- 移行後のレート差を確認する
- 移行後にレートが下がる交換先を利用していた人は早めに交換しておく
- お得な交換先が変わる可能性があるので、運用方法を見直す
ただし、移行後も高レートの交換先(MyJCB Payなど)はあるため、今無理に急ぐ必要はありません。
メリット・デメリット
簡単にメリット、デメリットをまとめると以下の通りです。
メリット
- ポイント管理がシンプルになる
1ポイント1円にでわかりやすく。 - 「MyJCB Pay」で実質還元率1%が維持できる
還元率は下がらない。 - 一部交換先では使いやすくなる可能性あり
これから交換先が増える可能性も十分考えられます。
デメリット
- 交換レートの改悪がある
一部交換先ではレートが下がる。 - 等価交換できる先が減っている
現在の情報だと「MyJCB Pay」のみ。 - 1ポイントの価値が変わることによりユーザーが混乱する
1ポイント5円に慣れていた人は戸惑うかもしれません。
まとめ|JCBカードWユーザーとしての結論
- JCBカードWの価値は今まで通りなので安心、ちゃんと「還元率1%」の交換先もあるので焦らなくてもOK
- 損をしないために交換先は要チェック
- 移行前のレートが高い交換先は早めに検討する価値あり
- 今後のJ-POINTの拡張次第では改善される可能性も
- ポイントの移行は損しないように自動で行われるので何もしなくてもいい
私のおすすめは焦らずJ-POINTへの移行を待ち、「MyJCB Pay」(実質還元率1%)で運用していく方法です。
もちろん「交換先はdポイント!」など、こだわりのある人はレートが下がる前の交換もありですが、移行後は少し損することになるので交換先を見直す選択肢も持っておくのがいいと思います。
ポイント制度が変わり少し戸惑うかもしれませんがJCBカードWは今まで通りポイント重視の人にとってはおすすめできるクレジットカード。
これからも安心して使って大丈夫です。
🔗参考リンク
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