結論:家づくりの後悔は、実際に家を建てた人の意見を知り「失敗の傾向」を把握しておくことで減らせます。
散々悩んで家を建てたのに、実際に住んでみると
「ここ、こうしておけばよかったな…」というポイントが次々と出てきました。
お金をかければ後悔の少ない家を建てられるのかもしれませんが、
多くの人にとっては、削れるところは削ってコストダウンしたいのが本音だと思います。
この記事では、実際に住んでから気づいた後悔ポイント8つをまとめました。
これから家を建てる人が、「削ってもいい設備かどうかを判断する」ためのひとつの材料として、参考にしてもらえたら嬉しいです。

パントリー・シューズクロークなど収納が足りなかったこと

収納は予定より多いくらいでよかった。
「コストを抑えるためにコンパクトな家を」と思い間取りを決めたので、収納にとるスペースを少し控えめにしてしまいました。
住んでみると収納はいくらあっても困らないと感じました。
- 生活が進むにつれて物が増えた
- 収納が足りなくて結局棚などを購入することになった
収納スペースを多めにとっておけば棚を買わなくて済みますし、何より部屋の見た目もいい。
私は想定より多くするのが正解だと感じています。
窓のグレードを上げなかったこと

結露や冷気が気になる。
窓のグレードは少し上げたのですが、効果はあまりありませんでした。
地域や季節にもよりますが、完全樹脂サッシのトリプルガラスくらいにしないと結露がひどく、住んでみると後悔することがあるかもしれません。
- 結露対策などでお金や時間がかかる
- 窓の交換は後からは難しい
窓のグレードアップはかなりお金がかかるので迷いますが、毎日の結露の悩みや部屋の寒さにストレスを感じるくらいならグレードを上げる判断もありでした。
グレードアップに予算を使えない人向けに、結露に効果的だった対策をこちらにまとめました。

床下収納・点検口の位置

キッチンマットやバスマットを敷くことを考えていなかった。
動線的には邪魔にならないと思いあまり深く考えずに、ハウスメーカーが決めた場所のまま床下収納と点検口の位置を決めてしまいました。
いざ住んでみるとキッチンマットやバスマットを敷くスペースと完全に被っていて不便。
- キッチンの床下収納
キッチンマットの下になってしまい毎回どかさないと使えず、面倒くさくて結局あまり利用しなくなった。 - 脱衣所の床下点検口
ちょうどバスマットと被る位置でわが家で使っている珪藻土マットを置くとガタつく。
私はあまり重要視していなかったため気づくことができませんでしたが、設計時に少しだけずらすことできていればと後悔しました。
ドアをスライドドアにしなかったこと

スライドドアの方が子供が手を挟みづらいし、スペースを有効に使えるので統一してもよかった。
スライドドアを増やすのはオプションだったので部屋のドアは開戸がメインでした。
しかし子どもが手を挟むリスクが高いし、スライドドアであれば後述するホスクリーンとの干渉を心配する必要もありません。
- 開き戸の干渉が気になる場面がある
- 家具配置の自由度が下がった
私の場合はスライドドアの方が相性がよかったと感じています。
間取りを決める際は、「ここのドアはどっちの方がいいか?」をちゃんと想像して決めるのが大事です。
ホスクリーン

ドアの開き方まで含めて考え切れていなかった。
2階のスペースに洗濯物を干せるようにホスクリーンをつけたのですが、子ども部屋のドア(開き戸)に当たる位置でした。
洗濯物が少し当たるくらいは想像していましたが、妻が使いやすい高さまでホスクリーン本体を下げるとドアが干渉するのは想定外でした。
- 結果的に一番上の高さにしなければならないので使いづらい
- 洗濯物を下げるとドアとぶつかる
ホスクリーンの設置は開き戸の稼働位置から完全に外す、もしくはスライドドアなどにして干渉しないようにするべきでした。
今はまだ子供部屋を使っていないのでドアは開いたままにしていますが、将来的に対策を考える必要がありそうです。
2階トイレの手洗い場

少し出っ張るので壁埋め込み式にしたかった。
私が契約したハウスメーカーでは、間取りを決めてからトイレや風呂の設備を決める順番でした。
いざ手洗い場を設置しようと思ったら、壁に埋め込むには「間取り変更で手数料が取られる」とのことであきらめることに。
- トイレ内の設置なので、空間が少し狭くなった
- ドアの前に少しだけでてしまう
トイレの手洗い場は付けるつもりだったので、間取りを確定する前に相談しておけばよかったです。
浴室ドア

お風呂場は狭いのでスライドドアの方が使いやすかった。
こちらも間取り変更に手数料がかかると言われ断念しました。
わが家は標準の折り戸ですが、開閉に少しスペースが必要。
子ども2人とお風呂に入ると狭く、ドアを開閉する時はわざわざよけたりしなければなりません。
- 折り戸だとスペースを取る
- 子どもとお風呂に入るとドアの開閉がしづらい
手数料の関係があるので、間取り確定後に水回りの設備を決める場合は注意が必要です。
スライドドアに変更する予定があるなら先に伝えておかないと、私のように思わぬ出費がかかり断念することになるかも。
書斎スペースをとらなかったこと
当時から欲しかったけど断念してしまった。
コンパクトな家でスペースがなかったことも理由の一つですが、コストダウンを優先する中で、自分のための部屋を作るのは妻に申し訳ないと感じ、書斎をあきらめました。
もともとゲームは好きなのでその時にも使えるし、今でこそですがブログの執筆もするようになったので必要性が高まりました。
- 2畳だけでも子どもに邪魔されないパソコン用の部屋が欲しかった
- リビングにパソコンを置いているので邪魔
オンラインでやれることがどんどん増えてきている時代なので、パソコンのための部屋を作るのは合理的だと思っています。
まとめ|知ることで後悔は減らせる
コストを抑えるために割り切った部分もありましたが、思った以上に後悔ポイントは多かったです。
- 実際の生活を想像してシミュレーションすること
- ハウスメーカーに任せすぎないこと
- 付けたい設備があるなら、事前に家族と相談すること
が大事だと感じました。
私は、「家を建てたら後悔ポイントは必ず出てくる」と思っていますが、「事前に知っていれば減らすことはできる」とも考えています。
「3回建てないと理想の家にならない」と言われていますが、現実的に何度も家を建てられる人はほとんどいませんし、大切なのは「失敗の傾向」を事前に知っておくことだと思います。
家を建てたことのある人の意見を聞き、情報を知っておくことが後悔を減らす一番のポイントなのではないでしょうか。
私自身の失敗談も一つの情報として参考にしてもらい、少しでも後悔の少ない家づくりの助けになれば幸いです。


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